【Q】CW運用時にナローフィルターを使用すると、ワイドフィルタの局に混 信を与えてしまうような気がしますが。 【A】安い無線機では、CWフィルタはオプションになっていますので、CW モードにするとSSB用の2400Hzが接続されます。 高い無線機を買えば一応CWフィルタがついている物もありますが、たいてい 500Hzのフィルタですね。これで、通常のCW−QSOは問題なくできます。 DXやコンテストマニアは間違いなく250Hzのフィルタを装着しているでし ょう。 従って、ご質問の件は当然起こりうる事です。 しかし、CWの帯域はディファレンスが500Hzと考えて運用すれば良いと思 います。 500Hzのフィルタで確認して、混信がなければ電波を出しても良いでしょう。 2400HzのSSB用フィルタでCWを運用している局の事まで想定して電波 を出す必要は無いでしょう。 250Hzは自衛用で、混信を受けるのを避けるために使用すると考えれば良い と思います。このフィルタで、混信がないため良いと思って電波を出せば、必ず 迷惑になるおそれがあります。 CWを運用するなら500Hzは必須、DXやコンテストなどCWを主に運用す るなら250Hzを追加という事でしょうか。250Hzのみの選択枝は無いと 考えた方が良いでしょう。 RTTY兼用と言うことであれば、I社の場合、350Hzという選択枝もない ではないですが・・・・・。