病気の苦しみに絶対に負けないこと 

生命は永遠であり、三世を貫いていく。
ゆえに一時期、病等に苦しんだとしても、

その人の立場、立場で最後まで信心を全うしていけば、
 必ずそれが次の生への大きな推進力となる。


御書に、「病によりて道心はをこり候なり」(1480頁)
    ―
病によって仏道を求める心は起こるものです

と仰せのごとく、
病気が信心の発心の機縁となることも少なくない。
また、その苦しんだ経験が人格を深め、慈愛の心を豊かに育んでいく。
要するに、
病気の苦しみに絶対に負けないことだ。
それを、信心で打開し、克服しながら、
 大いなる境涯を開きゆく突破口としていくこともできるのである。

                           【1988-11-24 創価文化会館】

『幸福抄』より

世の中には沢山の病気がある。
どの病気も苦しいが
一番苦しいのは
「自分はだれからも見捨てられてしまった」という意識かもしれない。

「誰も自分のことなど思ってはくれない。
自分はどうでもいい存在なんだ」という思い。
絶望と暗い穴が心にできると、
 その穴に人間の生命力は、どんどん吸い込まれて消えてしまう。

だから、
病気の人、逆境にある人を放っておいてはいけない。
忘れてはいけない。
「私はあなたが元気になるのを心から願っています」という思いを、
 たゆまず、静かに伝え続けなければならない


「医学の限界」が、そのまま「生命の限界」ではない。
「人生の限界」でもない
 師の言葉から

 
「一番苦しんだ人が、一番幸福になる権利があるのです」 
私、そして病と戦っている方々
師の指導、そして同志の激励があるからこそ、生涯を創価と共に生き抜く決意。
コンテンツの ページへ戻る