管球式受信機   
  

いまさら 真空管でもないでしょうが ジャンク箱に眠っている部品を使い 再生中です    新規に部品を購入することなく 製作しています

 

45年ほど前の開局当時 高1中2の受信機全盛の時代に 自作した受信機の ジャンクを再活用 し デザインも一新して製作中です 
写真では分かりませんが シャーシやパネルの いらない穴は アルミパテで塞ぎ 再生しました  
 
原型はコリンズタイプ(5.5MCの水晶発振)で第一IFが1.5MC〜2.0MC 第2IF455KC 7MCと3.5MCのAM,CWが受信できるダブルスーパーでした 

近所のJA2ZLサンから八重洲無線のFT??に使用していたVFOとギヤダイヤルを頂きましたので 第1局発に この発振回路(8MHZ)を使うことにしました
第1中間周波は2MHZにして 水晶を5個使った自作のクリスタルフィルターを通して 第2ミクサに加えます
   受信周波数は10MHZ帯です

これを親受信機にして クリコンをつけ トリプルスーパーにします
 

 

真中がFT??に使われていたVFO (実測7993〜8522KHZ)  右横下が5素子の2MHZのクリスタルフィルター 
左横がDBMと2.455KHZの第2局発  455KHZの中間周波増幅段は真空管(6AH6)を使用              
写真右のトランス左のアルミ箱にクリコンを収納(予定) 

 

写真左 バリコンの左側に中波のラジオ(LMF501Tを使ったストレートラジオ) Sメーターは50μAの電流計で 後ろの基板には中波受信中にSメーターを
振らす為のブリッチ回路。    真中の小さい真空管が高周波増幅用の 6AK5  第一ミクサの 6BL8(左) と 定電圧放電管 VR150(右 なぜか新品)
写真右 2MHZの クリスタルフィルターと 右側 は塩ビパイプに巻いたアンテナコイル とプレートコイル    

 
第2局発(2.455KHZ) と 第二ミクサ用の 手作り DBM        写真右 かなり古いC同調の中間周波トランス(スター製)と 6AH6。 
右奥のIFTは455KHZのBFO発振コイルに改造    プロダクト検波は とりあえず 6BE6 を使用


 

低周波増幅は ICです        左の写真は 蛇の目基板に作ったマーカー  原発振1MHZの水晶から100KHZと25KHZを取り出しています




管球受信機 の製作  2015−9


周波数表示をデジタル化(自作のプリセットカウンター)して 受信機として動作するようにしました  真空管は初段の高周波増幅と混合部分に
だけ使用し 中間周波部分は半導体を使いました   回路構成はトリプルスーパーです  7,10,14,18,21を聞けるようにします
(現在 7,10,14 が受信できます)
受信感度はメーカー製並み  コンバージョンノイズは意外に少ないが 選択度は悪く 実戦には まだ 使えません

    

正面の「顔」(製作は40年前)と デジタル表示に改良したダイヤル   真ん中のアルミBOX がVFO(8.000MHZ〜8.500MHZを発振)

    

VFOの下は DBM と カウンター用の5V定電圧電源           真空管部分 高周波増幅は6CB6 ミクサは6U8 コイルは手巻き

    
  
周波数表示部分は 3段重ねの プリセットカウンター              背面    中間周波部分の 真空管は使用せず      

    
 
左下のアルミ箱は VHFのコンバータを入れるスペース        真空管部分 右横は定電圧放電管(105V) 10Mにコンバート

    

カウンター用の専用電源トランス と 低周波増幅基板(左)         第一局発 の水晶と バンド切り替えスイッチ

       

第2ミクサ DBM IC(SN16913N) 10Mと8Mから2Mを得る      第二局発 の VFO (YAESU 製)

    

第3局発2.455MHZ を収めた金属箱と455KHZのフィルタ       左側 LA1600の受信部   右側は Sメーター回路  
左端の小さな基板が455KHZのBFO(セラミック発振子使用) 

    

                                         
低周波増幅基板  



各ブロックを 分割して作ったのは正解でした(調整を済ませて組み込むことができる) 


ブロック図 
バンド切り替え ブロック図

第1MIX部
第2MIX部
2MHZ受信部

プリセットカウンター回路
バンド切替表示部






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