1/200   給糧艦 間宮(まみや) 

製作開始 2015-10-27        完成  2016-5-15 

艦隊に食品を補給する 目的で大正時代に作られ た「間宮」を製作します   「間宮」の船形は大阪商船の貨客船「はわい丸」と類似している   石炭焚きのボイラの為か 巡航速度が遅く(14ノット) 艦隊との同行がむずかしかったという   
線図が入手できなかったので 波濤の会 代表の中村さんの作品を 接写し参考資料にしました

バルジの無い貨客船なので 板を積層して船体を作ります 「朴」の板が入手できず 「えぞ松」です    製作開始 2015-10

船首 船尾に ブロック材 中間は箱状

撮影 2025-10-27

船首の接着  木ねじ で固定します 
乾燥すればもちろん 取り外します

船尾の状態  軍艦に無い特異な形状で これから削りだします

船尾を削りだし  正確な線図が入手できなかったため 推定で製作する 

船首の形状  非常に単純で 軍艦とは大きく違う

製作開始3日で船体がほぼ完成 後ろは「山城」の船体

撮影 2015-10-29

船尾の内側 削り出し量が多いことを予想して 補助材をあらかじめ接着しておく

船尾の削り出し終了 後部木甲板を ヒノキの1mm角材で張る

煙突はアクリルパイプで作る 艦橋もプラバンで製作     木甲板は0.8mm厚アルミ板に1×1mmヒノキ角材を セメダイン木工用 で貼り付け 

概略の構造物を載せてみる ビルジキルーを製作   撮影 2015-11-25

間宮 の船体が出来上がる 左舷は「山城」の船体

キズをパテで修正しプラサフを吹いた

図面 実写真と比較し 艦橋の寸法が大きすぎるのに気がつき 再度製作した

約80%にして再製作  図面が無いのが問題
これも 後日 間違いを発見 (修正できません)

かなり仕上がった状態であったが 船尾を修正 撮影 2015-12-3

ライフボートを切り出し マストもアルミパイプで製作する

撮影 2015-12-4

船体内部に 「般若心経」の 写経を収める

方向探知機のループアンテナ  粘着テープの糊面に 仮固定して製作(0.2mmφの銅線を使用)

艦載機(94式水上偵察機と推定)を製作

後部マストとクレーン

撮影 2016-2-14

前部マストとデリッククレーン

船首の14cm砲 と錨巻上げウインチ

手前は同時製作中の 「山城」

煙突と艦橋を仮塗装

煙突部分と艦橋

艦橋と煙突          撮影 2016-2-13

撮影 2016-2-13

前部マストとクレーン(2mmφの銅線を使用) 

後部 14cm砲 と 巻き上げ機を製作 

艦橋を後ろ から見る

後部 マストとデリッククレーンを製作   ブームは2mmφの銅棒

煙突 艦橋と前部のクレーン         撮影 2016-2-18

曲面部を写し取る工具 「マコ」 (船体側面の形状を写したところ)

船倉を サフェーサ吹き 

船体の側面の張り合わせを マスキングテープで表現

構造物もほぼ完成 塗装待ち    撮影 2016-2-19

曳航標的船を昇降するため 補強した20t デリック

門型クレーンに 足場(ステップ)を工作する ブームは2mmφの銅棒

キセル型の吸気口を量産する

デリッククレーンのローピングは当時の貨物船を参考にした

大正時代の特徴ある船尾  スクリュー は未加工

12m内火艇 と 右側が和船タイプの通船

手前の箱型は 「曳航標的船」(詳細不明)

船首から見た クレーン群

右舷から船首方向を見る

後部のデリッククレーン 

搭載艇 と 煙突周り

帆船のようなデリッククレーンのローピング

空中線は0.05mmφの軟銅線を使う